口唇ヘルペスの症状・感染経路・治療法!有効な薬とは?
口唇ヘルペスが出るという人は多いといわれています。
体調不良のサインとして、実際ヘルペスではなくても、不調が口や唇に現れるというケースは珍しくありません。
特に冬場は、乾燥による感染症も手伝って、発症しやすい季節といえます。
正しいケアで、早めに治すように努めましょう!
そこで、今回は口唇ヘルペスの症状・感染経路・治し方についてご紹介します。
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口唇ヘルペスの症状とは?
口唇ヘルペスの主な症状は、口の周りや唇に痛みを伴う 水ぶくれのようなものができることが多く、なかなか治らないこともあるのが厄介です。
実はウィルス性疾患のひとつなので、体内に「単純ヘルペスウィルス」という菌を保菌していることが原因で起こります。
保菌しているのに、症状が軽かったりすると、自分がヘルペスウィルスに感染していることに気が付かない人も多いです。
風邪をひいている時や、睡眠不足が続いている時、疲労などで免疫力が低下している時に、このウイルスが暴れ出して厄介な症状を引き起こします。
最初は口の周りに赤いただれなどを作り、痒みやピリピリとした痛みを伴うようになりますが、通常の口唇炎と違うのは、そのあとにできる大小様々な ブツブツです。
もちろんウイルスが関与していますので、潰したりすれば広がる可能性も高く、他の人に移してしまうこともあります。
口唇ヘルペスの感染経路は?
この単純ヘルペスウィルスは、一度体内に入ってしまうと現在の医療では体外に完全に排除することは難しいです。
普段は リンパ節などに潜伏している形を取り、体力が低下した時などに現れますが、ヘルペスを発症していない限り、他の人にうつす危険性は少ないといわれています。
一度発症すると感染力も強く、日常生活を共にしていると飛沫感染や接触感染といった感染経路を通り、かなりの確率でうつしてしまうようです。
例えば、キスや手指の接触、食器や箸タオルの共有といったものでも感染してしまいます。
会話をしていて、唾液が飛散しただけでもウイルスは相手の体内に入り込んでしまうことも多いです。
口唇ヘルペスの症状が出ている時には、特に食器やタオルなどで家族にうつしてしまうことがないように注意を払いましょう。
また、外出時はマスクをするなどして、他人へウイルスが接触する機会を遮断することも必要です。
保菌している人のほとんどは、 赤ちゃんの頃に感染してしまっているといわれていますので、感染経路を簡単に遮断するというのは非常に難しい話のようです。
口唇炎のタイプと症状・原因・治し方!有効な治療薬は?
口唇ヘルペスの治療・有効な薬はあるの?
口唇ヘルペスの症状が出た時は、 外用薬で水ぶくれを治すというのが一番の治療になります。
市販の外用薬もありますが、初めてヘルペスの症状が出た時は皮膚科にかかるようにしましょう。
基本的に、ドラッグストアなどで売られている口唇ヘルペスの薬は、過去に皮膚科でヘルペスであると診断された人が使用出来るということになっています。
症状がひどい時や、特に免疫力が低い人の場合は 内服薬を併用していく必要もあります。
口唇ヘルペスの原因は単純ヘルペスウィルスですが、このウィルスを死滅させ、体内から排除する薬は現在のところはありません。
一度体内に棲み着いてしまうと、一生付き合いが続いていきます。
症状が出た時は、薬を使って早く症状を抑えることが、自分にとっても、周囲への感染を防ぐためにも大切です。
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