イラガに刺されたら!症状や応急処置、市販薬、皮膚科に行くべき?
虫に刺されてしまうことがありますよね。
キャンプなどアウトドアに出かけていると、思いがけず「たかが虫刺され」と思いがちですが、虫によってはすぐに応急処置をしなくてはいけないこともありますので、甘く見てはいけません。
そして、危険な毛虫の1つに イラガが挙げられますが、毒を持っているので適切に対処したいですよね。
まずは、イラガに刺されたらどんな症状が現れるのかという点から見ていきましょう。
そこで、今回はイラガに刺された時の症状や応急処置についてご紹介します。
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イラガに刺されたらどんな症状が出る?
イラガは蛾の幼虫で 毛虫の一種です。
ドクガよりも太くて短め、黄緑色の体をしています。
毛虫の種類によっても、刺された時の症状や対処方法は変わってきます。
イラガの場合の特徴は、 「電気虫」と呼ばれることもあり、もし刺されたら電気が走ったようなピリっとした痛みがあります。
刺された瞬間はかなり強い痛みが襲ってきます。
強い痛みは大体1~2時間で治まりますが、そのあとは痒みが出てくるケースもあります。
また、水膨れのような炎症ができてしまうことが多いです。
ドクガに比べると激しい痒みではありませんが、 数日から1週間ほど続くこともあります。
痛いのも嫌ですが、痒みが長引くのは辛いですね。
チャドクガに刺されたら!ひどい痒みの症状が!応急処置は?
イラガに刺されたら応急処置はどうする?
イラガに限らず、毛虫に刺された時の応急処置として、まず 毒針毛を抜きましょう。
ガムテープなどを患部に貼ってはがすと毒針毛が抜けやすいです。
抜かずに放置していると、触ったり、掻いたりした時に、毛が皮膚の奥まで入ってしまうことがあるので危険です。
奥まで入ってしまうと、悪化してしまう可能性がありますので、なるべく早めに毒針毛は抜いておきましょう。
毛が見えるようでしたら、 ピンセットで抜いてもOKです。
イラガの針は髪の毛ほどの太さですが、短いので奥に入ってしまわないように気を付けましょう。
抜いたあとは流水で洗い流しましょう。
痛みや痒みがある場合は、氷などで冷やしておくといいですよ。
お子様が刺されたら、掻きむしって悪化してしまうこともありますので、そうならないように注意して見てあげましょう。
また、イラガの毒は主にたんぱく質で出来ているので、45~60℃のお湯に数分間浸けておくことで、たんぱく質が変性して無毒化することができます。
ドクガに刺されたら症状や応急処置、市販薬は?
イラガに有効な市販薬は?皮膚科に行くべき?
抗ヒスタミン剤や ステロイド軟膏が効果的です。
ムヒアルファEXなど、毛虫にも使用できる虫刺され役を使用するといいですよ。
症状が軽い場合は市販薬だけで治すことができます。
ただし、症状が悪化した場合やなかなか治らない場合、目に入った時などは医師の診断を受けましょう。
やはり、皮膚科で治療してもらった方が早く綺麗に治りますよ。
イラガに刺されたら、その後の反応を見て病院に行くべきか決めて下さい。
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