2017年の春と秋のお彼岸はいつ?御仏前の金額の相場は?
お彼岸は、心豊かになる先祖供養の習慣です。
実は、仏教と関係の深いインドや中国などにも見られない日本独特の風習です。
一般的には家族揃ってお墓参りをして、ご先祖様の供養を行いますが、「お供え物は何を選ぶべきか」「御仏前はいくらにするか」など、悩むべきことも多いですね。
大人のマナーとして、しっかり把握しておく必要があるでしょう。
そこで、今回は2017年の春と秋のお彼岸の日程や、御仏前の金額の相場、お供え物ののし紙の書き方などについてご紹介します。
Sponsored Link
コンテンツ
2017年の春と秋のお彼岸はいつ?入り・中日・明けは?
2017年のお彼岸の日程は、下記の通りとなります。
ちなみに、春は「春分の日」を中日とした7日間、秋は「秋分の日」を中日とした7日間です。
まず、2017年の春分の日は3月20日(月)ですので・・・
・彼岸中日:3月20日(月)
・彼岸明け:3月23日(木)
となります。
したがって、 3月17日(金)~3月23日(木)がお彼岸の期間となります。
また、秋分の日は9月23日(土)ですので・・・
・彼岸中日:9月23日(土)
・彼岸明け:9月26日(火)
となります。
したがって、 9月20日(水)~9月26日(火)の7日間になります。
お彼岸の御仏前の金額の相場は?
お彼岸の時に、家によってはお菓子や果物の他に、 お金をお供えすることがあります。
その際に、やはり気になるのは金額の相場ですね。
金額の目安は、御仏前(お金)は 3000円~5000円程度といわれています。
また、食事等が用意されている場合は、1人1万~2万円程度、夫婦で行く場合は約2~3万円程度を用意するとよいでしょう。
お彼岸は法事ではありませんので、初彼岸であっても金額は同じになります。
お供え物と御仏前(お金)を用意する場合は、お供え物を2000円、御仏前を3000円の合計5000円程度にします。
一番よいのは、同じくお彼岸の時にお供えする人や、その家の人に直接聞いてみるとよいと思います。
特に、親戚等が多い場合は、御仏前だけとか、お供え物だけにするなど、相談しておくと安心ですね。
もしはっきりしない場合は、行ってから慌てないために両方を用意しておくとよいです。
お彼岸では一般的にはお供え物だけで良いといわれているのですが、住んでいる地域や宗教、家庭で違う場合がありますので、ここは注意が必要でしょう。
お供え物のお菓子などののし紙の書き方は?
一般的には、 牡丹餅(春)や お萩(秋)が思い浮かびますが、手土産としてはお菓子等が多いようです。
しかし、何を選んだらよいか迷う場合がありますね。
特に結婚した相手の家庭にお供え物を贈る場合には、まずは御主人に聞くようにします。
また、自分の実家に始めて贈る場合も同様にすると確実です。
届ける日は、「彼岸の入り」の前日、遅くても彼岸の中日である「春分の日」と「秋分の日」には到着するようにします。
その時の「のし紙」は、のしのない「水引」だけの物を使用し、 「結び切り」を使用します。
水引は黒白双銀、黄白の水引や水引が印刷されているものになります。
◎表書きはどうするの?
表書きは 「御供(ごくう)」を使用し、お供え物の水引は「外」にします。
「御霊前(ごれいぜん)」は故人の御霊の前の意味になり、金品の表書きに使用します。
一方、「御仏前(ごぶつぜん)」は、故人が成仏した仏様の前という意味になり、金品やお供え物の表書きに使用します。
その境が、忌明け前の四十九日というところが多いです。
お彼岸は、心静かに亡くなられた人々へ心をはせる時間だと思います。
先祖の供養を大切にする日本の文化でもありますので、マナーを守っていつまでも大切にしたい習慣といえるのではないでしょうか。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。