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タンポポの花名の由来と花言葉!英語では?用途も様々な花!

タンポポ 花言葉

タンポポの花名の由来と花言葉!英語では?用途も様々な花! | なるほど情報マガジン春になって暖かくなると道端で見かけるようになる タンポポ

黄色の花が素朴でかわいらしく、また花後は綿毛になって子どもたちを楽しませてくれます。

 

ヨーロッパでは、花占いに使われる花としても定番で、かわいい見た目とはちょっと違う、 ロマンティックな花言葉を持っています。

花名の由来も、他のものとは少し変わって珍しい印象を受けますよ。

 

そこで、今回はタンポポの花名の由来と花言葉についてご紹介します。

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タンポポの花名の由来は?

タンポポは別名を 鼓草(ツヅミクサ)といいます。

江戸時代くらいまでは鼓草と呼ばれていたようです。

 

鼓というのは、日本伝統の楽器のひとつで、叩くと「タン」「ポポ」という音が鳴ります。

この擬音が由来となり、タンポポという花名がつきました。

 

英語ではダンディライオン(dandelion)といいますが、これはフランス語の「dant-de-lion」=「ライオンの歯」という言葉に由来しています。

タンポポの葉がギザギザとしていて、 ライオンの牙に似ているので、こう呼ばれるようになったようです。

 

 

タンポポの花言葉は?英語では?

タンポポの 花言葉は・・・

「愛の信託」「別離」

というものです。

 

「愛の信託」というのは、ヨーロッパでは古くからタンポポの綿毛を使って「好き、嫌い…」と花占いをしていたことに由来しています。

 

また、「別離」という言葉は、タンポポは最期には綿毛になって遠くへ飛んで行ってしまうことにちなんで付けられています。

 

西洋(英語)での花言葉は・・・

「love’s oracle(愛の神託)」
「oracle(神託)」
「faithfulness(誠実)」
「happiness(幸福)」

というものがあります。

 

「happiness」というのは、春のシンボルとして幸福の種を撒き散らすイメージにピッタリ合いますね。

 

タンポポの用途

野生の花というイメージが強いタンポポですが、葉や根っこ、花を 食用として利用できます。

日本でも、江戸時代には食用としての栽培が推奨されていたこともありました。

 

たとえば、タンポポコーヒーはタンポポの根を煎じて作ったハーブティーの一種です。

ノンカフェインのコーヒーとして、妊婦さんにも人気があります。

 

栄養価が高く、 ビタミンA、C、K、カリウム、カルシウムなどが豊富に含まれています。

整腸作用や利尿作用もあるので、便秘解消などにも役立ちます。

 

また、栄養効果が豊富なので、漢方薬としても活用されています。

西洋では食用としても幅広く使用されていて、花の部分や葉はサラダとして食べられています。

 

日本でも、根っこは天ぷらにしたり、花は三倍酢和えにして食べることがあります。

 

 

タンポポの特徴

タンポポは キク科タンポポ属の花で、3~4月頃に開花を迎えます。

黄色い花が特徴ですね。

 

タンポポは北半球に2000種以上が生息しています。

日本でよく見かけるのは、 セイヨウタンポポという外来種です。

 

在来種としては、カントウタンポポ、カンサイタンポポ、白い花が特徴のシロバナタンポポなどがあります。

ただし、在来種は年々数が減り、見かけることが少なくなってしまっています。

 

種類は多いのですが、花の見た目としては大差がなく、総苞の部分の反り返りがあるかないかなど、細かい部分で見分けます。

 

タンポポの綿毛に願いを込めて一気に吹き飛ばすことができると、願いが叶うという花占いもあるそうです。

春になって、見かける機会があれば花言葉を思い出して下さいね。

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