チューリップの花名の由来と花言葉!色別や英語では?
チューリップですね。
春を代表する球根植物といえば
開花時期になると、街のあちこちで見かけるようになります。
品種や色も様々で、プレゼントにも人気の高い花です。
実は、チューリップは色によって異なった 花言葉を持っているので、プレゼントする時には自分のメッセージとして相応しいものを選んで下さいね。
そこで、今回はチューリップの花名の由来と花言葉についてご紹介します。
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チューリップの花名の由来は?
チューリップというと、 オランダを思い浮かべる人も多いことでしょう。
実際、オランダの旅行ガイドなどの紙面を彩る花とされています。
ですが、原産はトルコです。
チューリップという花名は、16世紀頃にトルコ大使の ブスベギウスがつけたそうです。
ブスベギウスが初めてチューリップを目にした際に、通訳のトルコ人に花名を尋ねたところ、「トゥルバンド(ターバンの様な花)」といったのを聞き間違えたことに由来するそうです。
日本には、江戸時代の後期にヨーロッパから伝わったとされますが、当初は 「ぼたんゆり」と呼ばれていました。
チューリップの花言葉は?色別や英語では?
チューリップの花全般の 花言葉は・・・
とされています。
この花言葉の由来としては諸説あるのですが、有名なものがオランダのチューリップ物語です。
ある美しい女性が3人の騎士から愛の告白を受けたものの、誰か1人を選ぶことができませんでした。
最後には自分がチューリップの花になり、3人の騎士はその花を大切に育てたそうです。
チューリップの花になった理由としては、 「花びらが王冠、尖った葉が剣、球根が財産」を表していて、3人の騎士が告白の際にアピールしたポイントを表現する花とされています。
こうした背景から、男性に愛される女性の象徴という位置付けになっていったそうです。
また、 色別にも下記のような異なる花言葉を持っています。
・白・・・「失恋」「新しい恋」
・ピンク・・・「愛の芽生え」「恋する年頃」
・黄・・・「実らぬ恋」「正直」
・オレンジ・・・「照れ屋」
・紫・・・「永遠・不滅の愛」
・黒・・・「私を忘れてください」
・斑模様・・・「疑惑の愛」
白や黒、斑模様のチューリップは、ちょっと不吉な意味を持っています。
恋人にプレゼントするときには選ばない方がよいかもしれませんね。
英語(西洋)での花言葉は・・・
「fame(名声)」
とされています。
これも、オランダ物語が背景となっているようです。
チューリップの特徴
チューリップは ユリ科チューリップ属の球根植物です。
秋に球根を植え、越冬してから春に開花を迎えます。
今でも、品種改良が繰り返されていて、5,000種以上の品種があるとされています。
開花のタイミングで、早生種、中生種、晩生種があるので、品種をうまく組み合わせると3~5月くらいまで楽しめます。
早めに花を切り、球根を保存すると翌年も花を付けますが、基本的には一年草のような扱いになります。
日本でも、チューリップの寄せ植えを行っている畑もあります。
春になったらぜひご覧にお出かけの上、花言葉を思い出して下さいね。
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