ムスカリの花名の由来と花言葉!香料のジャコウを語源に持つ花!
ムスカリの花。
青くてブドウのような花を咲かせるちょっと珍しい形の花なので、春になると目を引きやすいですね。
とはいえ、花名の由来や花言葉をご存じの方は意外と少ないのかもしれません。
どんなに綺麗な花でも、プレゼントに相応しくない意味を持つ花もありますので、少し知識を深めておきましょう!
そこで、今回はムスカリの花名の由来や花言葉についてご紹介します!
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ムスカリの花名の由来は?
ムスカリは、ギリシャ語の 「moschos(ムスク)」が語源とされています。
ムスクとは麝香(ジャコウ)、すなわち雄のジャコウ猫やジャコウ鹿などから取れる香料を意味し、香水の香りにも「ムスク」という種類があるのも有名ですね。
花名の由来にもなっているということで、ムスカリにも強い香りがあるのかと想像されがちですが、ほんのりと甘い香りがするだけで、強烈な芳香を放っているわけではありません。
ムスカリの花は、ブドウの実がなっているような丸い見た目が特徴的で、 “ブドウヒヤシンス”という別名もあります。
ムスカリの花言葉は?英語では?
ムスカリの 花言葉は・・・
「明るい未来」「失望」「絶望」
といったものがあります。
「寛大な愛」や「明るい未来」といったポジティブな意味と、「失望」「絶望」というネガティブな意味の両方を持ち合わせています。
ムスカリの花言葉は、その花の色「青」からきていて、ヨーロッパではこの青色を「悲しみの象徴」と捉えたり、「高貴の象徴」と捉えられているようです。
日本だと「青」は青春のイメージもありますが、「明るい未来」に反映されているような気もしますね。
ちなみに 西洋(英語)での花言葉は・・・
とされています。
ムスカリの特徴
ムスカリは、ヒヤシンスの近縁にあたる ユリ科の植物です。
ヒヤシンス同様、球根から育ちます。
原産は南アフリカや地中海地方で、ヨーロッパでは多く見かけます。
開花は 4月頃となり、草丈は10~30センチくらいになります。
最大の特徴は、その花の色でしょう。
鮮やかな青紫色は、ブドウやブルーベリーを思わせるような風貌です。
もともとは青い花だけでしたが、品種改良により白、ピンク、黄色などの花もできました。
花の付き方がヒヤシンスにとてもよく似ているのですが、「花弁が開かない」というのが異なる点で、果実のような丸い見た目になっています。
日本でも、ガーデニングや寄せ植えなどに良く使われますが、チューリップなどと一緒に植えられることが多く、目を引く割には引き立て役に回っている印象もあります。
ムスカリは、ガーデナーの中では人気の植物ですが、比較的育てやすいので初心者にもおすすめの花といえるでしょう。
春になって見かける機会があれば、花言葉を思い出して下さいね。
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