2017年の節分はいつ?豆まきをする意味や由来は?恵方は?
豆まきが行われていますね。
節分というと全国的にですが、よくよく考えると「なぜこの日に豆まきをするのか」、その意味が曖昧な人も多いのではないでしょうか。
最近では、全国的に恵方巻が流行し、2017年の恵方(方角)がどっちなのか、気になる人も増えています。
しかし、そもそも節分というのは四季の節目にあるため、年に4回あるはずですが、なぜ2月の節分だけが年中行事として残っているのでしょうか。
よく考えると不思議なことがいっぱいですよね。
そこで、今回は2017年の節分はいつなのか、豆まきを行う意味や由来、恵方についても詳しくご紹介します。
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2017年の節分はいつ?春だけが残った理由は?
節分というのは、 「季節の分かれ目」という意味です。
1年を24の季節に分けた二十四節気には、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」もありますが、それぞれの前日が節分に当たります。
1年に4回あるはずの節分ですが、なぜ春だけが芸能人による豆まきなどのイベントが大々的に行われているのでしょうか。
その由来としては、昔は1年の始まりは 立春とされたことが大きく関与しているようです。
つまり、立春は元旦、その前日の節分は大晦日と考えてもよい時代があったということです。
ですから、立春はとても大切な日として扱われており、「二十四節気の第一」に当たる日とされ、節分とともに今でも重要視されているのです。
節分は、毎年同じ日ではありませんが、 2017年の日程は以下の通りです。
夏:5月4日(木)
秋:8月6日(日)
冬:11月6日(月)
実質、2月3日に豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりする日になります。
節分に豆まきをする意味や由来とは?
豆まきは、 節分の夜に行うのが本来の形式とされています。
「鬼は夜やってくる」といわれているからなんですよ。
昔は、悪い者のことを「陰(おん)」や「陰人(おんにん)」と呼んでいました。
この「おんにん」が、やがて 「鬼」に変化したのではないかともいわれています。
「悪しき者」という意味では同じですからね。
また、季節の変わり目には、悪いものが入り込みやすいと考えられていたため、この日に豆まきをする由来となったようです。
大豆を使うのにも意味があります。
大豆は昔から五穀という代表的な作物の1つでしたが、その五穀には 神様が宿ると考えられていました。
なかでも大豆は粒が大きいので、「鬼の目を攻撃できる」という理由から豆まきに使用されるようになったといわれています。
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2017年の恵方(方角)はどっち?
2017年の恵方は 北北西です。
恵方巻は福を巻き込んでくれるという意味があり、切らずにかぶりつかなくてはいけません。
恵方を向いて、お願い事をしながら、しゃべらずに一気に食べます。
ついしゃべりたくなってしまいますが、我慢しなくてはいけませんね。
恵方巻を食べるのは 節分の夜です。
実は、恵方巻という名前になったのは、1998年にセブンイレブンで販売された時にはじめてつけられた名前で、それまでは「丸かぶり寿司」と呼んでいたのです。
これはちょっと意外でしたね!
節分には、それ以外にも、いわし、そば、くじら、こんにゃくなどを食べることも習慣になっています。
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