乳児の誤飲・症状と対処法!飲み込みやすいものとサイズは?
「誤飲」があります。
乳児期の子育て中の家庭において、注意したいことの1つに
児童福祉法の定義によると1歳未満を指しますが、何でも口に入れて感触や味を確かめているため、思いもよらないものを誤飲して大事故に繋がるケースもあります。
万が一、何かを飲み込んでしまった時、もしくは疑わしい時は、応急処置や病院にかかるなど適切に対応することが求められます。
そこで、乳児の誤飲に関する症状や対処法、飲み込みやすいものなどをご紹介します!
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乳児の誤飲・飲み込みやすいものとサイズは?
意外と大きなサイズのものまで、赤ちゃんの口に入ってしまいます。
大きさの目安としては、大人が手の親指と人差し指で丸を作った時に中に入るものは誤飲する可能性があります。
おおよそ、 直径4~5cmくらいまでは注意が必要です。
乳児の誤飲として最も多いのは、実は「タバコ」ですが、有害物質の塊ですので特に警戒しておくことが大切です。
吸い殻を含め、2cm以上飲み込んでしまったらすぐに病院へ、少量の場合にはまずは全てを吐き出させて下さい。
その際、水や牛乳は飲ませることができませんので、こちらも要注意です。
タバコの箱だけでなく吸い殻の入った灰皿などは、絶対に乳児の手の届かないところに保管しましょう。
次に多いのは、 ボタン電池です。
子どものおもちゃなどにボタン電池を使用するものも多いですね。
小さいので簡単に飲み込んでしまいます。
電池の中でも、特にリチウム電池は危険とされており、30分程度で消化器官に潰瘍を作ってしまうことがあります。
吐き出させたり水を飲ませたりせず、救急病院をすぐに受診することがベストです。
大人が飲んでいる 薬やサプリメントも注意が必要です。
乳児は、大人が飲んでいる姿を目にしていますので、口に入れても良いものという認識が生まれ、誤飲に繋がりやすい傾向があります。
特に有害なものでなくても、「何を飲んだか」「どんな成分が含まれるか」で、対処法が変わります。
電話でも良いので一応医師に連絡して、指示を仰いで下さい。
他にも、置き型の殺虫剤(ホウ酸団子など)や洗剤、画鋲なども危険です。
上手に吐かせることができても、念のためすぐに病院へ行きましょう。
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乳児の誤飲・主な症状は?咳や嘔吐も?
乳児が誤飲してしまった場合、苦しくて 咳込むような事態が考えられます。
また、何を飲んでしまったかにもよりますが、嘔吐や下痢といった症状が出ることもあります。
体に害の少ないもの(ティッシュや紙類、果物の種など)が胃に到達している場合、便と一緒に出て来ることが多く、あまり咳や嘔吐、下痢なども少ないです。
その他、尖ったものなどを飲み込んだ時は、痛みで泣くこともあるでしょう。
誤飲しかけても美味しいと感じない物であれば、普通は乳児自身が吐き出そうします。
その際は、口の中を綺麗にして何も残っていないかをチェックし、しばらく様子を見て下さい。
激しい症状が続いて見られたり、様子がおかしいと感じたりした場合、すぐに病院へかかりましょう。
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乳児の誤飲・対処法は?
主な 対処法としては・・・
・水や牛乳を飲ませる
といった方法が基本になります。
ただし、乳児が何を飲み込んだかによって対処法も変わります。
例えば、洗剤などを飲んでしまった場合でも、成分によって水や牛乳で薄めた方が良い時と、却って良くない時があります。
自分で判断できない時は、病院や住んでいる市町村の 救急外来の相談窓口などに相談して指示を仰ぎましょう!
そして、何より大切なことが誤飲させないことです。
乳児といえど子どもは日々成長していますので、「ここは手が届かない」「この扉は開けられないはず…」といったことも常に変化して通用しない場合があります。
洗剤などが入った戸棚はロックをかける、絶対に届かない高さに保管することも基本です。
誤飲は一瞬の隙で子供の命を危険にさらしかねませんので、十分気を配って下さい。
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