クレマチスの花名の由来と花言葉!英語では?蔓性植物の女王!
クレマチス。
ピンクや紫などの美しい花を咲かせる日本では、「テッセン(鉄仙)」や「カザグルマ(風車)」といったほうがピンと来るかもしれませんね。
花はよく知っている人も多いと思いますが、 花名の由来や花言葉をご存じでしょうか?
観賞して楽しむのも良いですが、そういったバックグラウンドを知っておくと、プレゼントをする時などにも役に立ちますよ!
そこで、クレマチスの花名の由来や花言葉についてご紹介します!
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クレマチスの花名の由来とは?
クレマチスという花名は、ギリシャ語の 「klema」に由来します。
「klema」というのは「蔓(つる)」という意味で、植物の中において他のものに絡んだり巻き付いたりして成長していく茎や巻きひげのことです。
その中でもクレマチスは人気が高く、 「蔓性植物の女王」とも呼ばれています。
冒頭でお話しした「テッセン」や「カザグルマ」はクレマチス全般を表す和名ではなく、正式な和名は「仙人草」です。
ガクが花びらのように6枚に変化した中国原産の品種が「テッセン」、ガクが8枚の日本原産のものが「カザグルマ」です。
英語では「Trveller’s joy」という花名で、「旅人の楽しみ」という意味ですね。
他にも、イタリア語では「ごま塩ひげ」、フランス語では「乞食草」などという意味の言葉が用いられています。
クレマチスの花言葉!英語では?
クレマチスの 花言葉は・・・
「高潔」「美しい心」「旅人の喜び」
といったものです。
大きく美しい花ですが、花言葉は内面を示すものが多いですね。
「精神の美」というのは、蔓が細いのに花は大きく鮮やかであることに由来します。
「旅人の喜び」は、ヨーロッパでは宿の玄関にクレマチスを植えて、旅人が快適に過ごせるようにもてなしたことから来ています。
西洋(英語)の花言葉は・・・
「artifice(策略)」
「ingenuity(創意工夫)」
といったものです。
クレマチスの特徴
キンポウゲ科クレマチス属の植物です。
原産地は日本、中国、北米、ヨーロッパなど世界各地です。
主に北半球に広く分布していますが、広範囲に原産地がある植物は珍しいとされています。
原種は300種類もあるため交配品種も多く、現在では2,000を超える品種があります。
日本産のものにはカザグルマの他に「ボタンヅル」「ハンショウヅル」などがあります。
小さな花をたくさんつけるタイプと、大柄の上向きの花を咲かせるタイプがありますが、カザグルマのように大柄のものが観賞用として人気が高いです。
開花の時期は 5~10月ですが、最盛期は5月頃のシーズンはじめです。
色はピンク、赤、黄色、青、紫などがあります。
クレマチスは咲いている期間も長いため、もし見かけたら花言葉を思い出して下さいね。
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