パイナップルの名前の由来と花言葉!英語では?完全を誇る花!

パイナップルというと、南国育ちのイメージが強い植物ですね。
主にタイ、フィリピン、ブラジルなどで生産されており、日本では主に沖縄県で栽培されています。
その実は肉を柔らかくする効果のあるタンパク質分解酵素「ブロメライン」を含み、肉料理の下ごしらえにも利用されています。
そんなパイナップルにも花言葉がありますが、一体どのようなものか想像できますか?
そもそも、どんな花を咲かせるのか知らないという人も多いかもしれませんね。
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そこで、今回はパイナップルの名前の由来と花言葉についてご説明します。
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パイナップルの名前の由来!
パイナップルと呼ばれているのは主に果実の部分で、植物全体としては「アナナス」と呼ばれることもあります。
アナナスという名前は、インディアンの言語であるトゥピ語に由来し、「優れた果実」という意味を持っています。
本来はパイナップルのことですが、パイナップル科の植物の総称としても使われています。
また、「パイナップル (pineapple)」 という名前は、 「松(pine)」と 「果実(apple)」を合わせたもので、もともと「松ぼっくり」を意味する言葉だったのです。
しかし、18世紀になると見た目が「松ぼっくり」にそっくりの果物が登場したため、それが転用されたというのが名前の由来となっています。
アップルといえば今ではりんごを意味しますが、昔はベリー系以外の果実をすべてアップルと呼んでいたため、りんごとの関わりは一切ありません。
パイナップルの花言葉と由来!英語では?
パイナップルの花言葉は・・・
とされています。
じつは、あの大きな果実はうろこ状の一区画が1個の花の果実とされており、その果実の集合体で形成されていることになります。
たくさんの果実が1つに結合している様子が、「完全」という花言葉の由来とされています。
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また、アナナスにも花言葉があり・・・
「大切な気持ち」「あなたは完全」
「満足」「蓄える」
とされています。
完全という意味も入っており、どれもネガティブなイメージの言葉はありませんね。
分厚い皮が実を守る形をしているだけに、「完全」「蓄える」などは相応しい感じもしますね。
また、パイナップルの花や実は、細長い剣のような多くの葉で囲まれ、守られていることも忘れてはいけませんね。
さらに、英語での花言葉は・・・
「welcome(歓迎)」
となっています。
ちなみに、パイナップルリリーという見た目が似ている花があるのですが、この花言葉も「完全」「完璧」とされています。
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パイナップルの特徴
パイナップル科アナナス属の多年草です。
原産は熱帯アメリカですが、あのコロンブスによってヨーロッパに持ち込まれたといわれています。
旬の季節は夏で、最盛期は6~8月です。
世界には 2,000を超える品種があるといわれており、日本で流通しているパイナップルは フィリピン産のものが多いです。
日本では19世紀半ばに小笠原諸島に入り、栽培されるようになりましたが、現在は主に沖縄県で栽培されています。
50~80cmの草丈で、笹のような細長い葉っぱも特徴的です。
見たことがある人は少ないかもしれませんが、茎の先端に 紫色の花を咲かせます。
花が枯れて、その下の部分が膨らむような形で実が成長していきます。
沖縄や海外で花を見かける機会があれば、ぜひ花言葉を思い出してくださいね。
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