撫子の花名の由来と花言葉!色別・英語では?日本女性を象徴する花!
撫子(ナデシコ)”。
昔から、女性の形容詞としてよく使われる“
奥ゆかしく慎み深い女性のことを「大和撫子」と呼びますよね。
また、日本人女性のスポーツ選手やチームのニックネームにも使用されています。
撫子は、その名に相応しい愛らしい花を付けますが、そのイメージとはちょっと違った意味の 花言葉も持っています。
そこで、今回は撫子の花名の由来や花言葉についてご紹介します。
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撫子の花名の由来は?
秋の七草の1つとしても知られる撫子は、学名を 「Dianthus hybrids」といいます。
これは、ギリシャ語で「神」という意味の「Dios」と、「花」を意味する「Anthos」を組み合わせてできた花名です。
ギリシャ人の植物学者・テオフラストゥスによって命名されました。
撫子というのは和名ですが、「撫でたくなるほどにかわいらしい花」という意味に由来します。
撫子の花言葉と由来!色別や英語では?
撫子の 花言葉は・・・
となっています。
撫子の花は、細い糸が集まってできたような形が特徴で、繊細なイメージが強いです。
その様子から、一歩下がって男性を引き立てるという意味を込めて、「純愛」「貞節」という花言葉になりました。
一方で「大胆」という言葉は随分イメージが変わってきますが、 西洋撫子の真っ赤な花の色に由来しています。
西洋(英語)での花言葉も・・・
となっています。
品種も花の色も非常にたくさんある撫子ですが、下記のような色ごとの花言葉もあります。
・赤 :「純粋で燃えるような愛」
・白 :「器用」「才能」
これらは、花の特徴と色の持つイメージをかけ合わせて付けられたようですね。
撫子の特徴
撫子は、日本の花というイメージが強いですが、原産は ユーラシアや 南アフリカです。
品種も300種以上にもなり、世界中に分布しています。
日本では「大和撫子」という言葉にもあるように、女性や子供のたとえにも使われる花で、その歴史は古く、平安時代頃から親しまれていたようです。
秋の七草にも数えられ、様々な和歌にも登場します。
日本に自生している撫子の代表は「河原撫子」で、秋の七草ではこの花のことを指しています。
本州以西、四国や九州に特に多く自生し、河原だけでなく日当たりのよい山地や草地にも生息します。
園芸種として人気なのは、中国の「常夏」と交配してできた 「石竹/別名:唐撫子」です。
鮮やかな花色で、花が長く楽しめる四季咲きが特徴です。
他にも、ヨーロッパ原産のヒゲ撫子、タツタ撫子などが、日本でよく見られる品種です。
高温多湿にさえ注意すれば、夏以外の時期には綺麗な花を咲かせてくれるので、初心者のガーデナーさんにもおすすめの花ですよ。
もし花を咲かせることができたら、花言葉を思い出してくださいね。
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