ブルーベリー・ビルベリー・マキベリーの違い!健康維持効果は?
ビルベリーや マキベリーなどのフルーツが注目されています。
最近、スーパーフードとして、
アントシアニンなどのポリフェノールが豊富ということですが、ブルーベリーと比較するとやはり大きく異なってくるのでしょうか?
アントシアニンといえば、 抗酸化作用や 目のトラブルに効果を発揮するといわれていますね。
ベリー系のフルーツがどれも日本で手に入るものであれば、なるべく健康維持効果の高いものを選びたいですね。
そこで、今回はブルーベリー・ビルベリー・マキベリーの違いについてご紹介します。
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ブルーベリーとは?
ツツジ科スノキ属シアノコカス節に属する北アメリカ原産の果樹です。
現在は日本でも栽培されています。
ヨーグルトやケーキなどにトッピングされることも多いですが、生のものや冷凍食品などでもスーパーで簡単に手に入ります。
紫色の小さなフルーツで、爽やかな甘味が特徴です。
一部の品種にはポリフェノールの一種・アントシアニンが豊富に含まれていると話題になっていますが、その正体は皮にある深い紫色の色素のことです。
この色素が、特に目の健康によいと昔から注目されています。
ブルーベリーと一口にいっても、品種間の交配によって現在数百種が存在するといわれており、アントシアニンの量にもかなりのばらつきがあります。
ビルベリーとは?
簡単にいえば、 ブルーベリーの一種です。
一般的なものよりも2~3倍のアントシアニンを含んでいるため、特に目の健康によいと注目を浴びる存在になりました。
ビルベリーは 野生種で、フィンランドなどの北欧に自生しているという違いもあります。
北欧の白夜の季節に実を付けるため、太陽の光をたっぷり浴びており、アントシアニンが特に多い理由となっています。
これは、北欧の独自の現象による成分量の違いであり、また、他の地域での栽培は難しいといわれています。
サプリメントなどでは最近よく見かけますが、生のものを日本で入手するのは難しいでしょう。
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マキベリーとは?
見た目は他の2つに似ていますが、 ホルトノキ科の植物ですので、そもそも植物学上の分類に違いがあります。
パタゴニア地方が原産で、原住民に昔から愛されていました。
こちらも食用に交配されたものではなく、野生種の1つとなります。
アントシアニンが豊富で、見た目も似ていることから 「パタゴニアンブルーベリー」と呼ばれることもあり、アサイーよりも栄養価の高いスーパーフードなどと称されています。
8種類のアントシアニンを含んでいて、抗酸化作用や抗炎症作用も期待できます。
その他、血糖値を下げる作用にも注目が集まっています。
こちらも野生の品種ですので、日本では生のものを手に入れるのは難しいです。
フリーズドライやパウダーで取り入れるのがおすすめです。
ご紹介した3つの違いを比較してみると、一番栄養価が高いのはマキベリー、続いてビルベリーです。
野生の品種には栽培種にはないパワーがあるようですね。
ただし、生のフルーツをいただきたいという場合は、やはり栽培種のブルーベリーということになりそうです。
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