睡蓮の花名の由来と花言葉!色別や英語では?妖精ニンフが宿る花!
睡蓮。
水辺に咲く花、大きくて華やかなその見た目は、パッと目を引きますね。
日本では、全国的によく見かける花なので、一度は目にしたことがあるかと思います。
幻想的な雰囲気でオーラがありますが、どのような花言葉を持っているのでしょうか。
フランスの有名な画家“ モネ”の作品にも出てきますので、メッセージ性の強い意味があるかもしれませんね。
そこで、今回は睡蓮の花名の由来と花言葉について詳しくご紹介します。
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睡蓮の花名の由来
睡蓮の花名は 「睡る(ねむる)蓮」という特徴に由来しています。
実は、睡蓮は本当に夜になると眠ってしまう花なのです。
品種によっても若干異なりますが、日差しが弱くなり始める夕方頃になると眠ったように花を閉じてしまうのです。
別名として 「未草(ヒツジグサ)」という呼ばれ方もあります。
これは、未の刻(午後2時頃)に花を咲かせるということからついた名です。
ただし、実際には朝から夕方までの間は花を咲かせています。
睡蓮の花言葉と由来
睡蓮の 花言葉には・・・
といったものがあります。
睡蓮は夕方には花を閉じて眠ってしまうこと、放射状に広がる花の姿などから、古代エジプトにおいては「太陽のシンボル」とされていました。
そのことから、「信仰」「信頼」といった花言葉がつけられたようです。
また、野生の睡蓮は白色の花が多いということが「清純な心」の由来となっています。
色別にも花言葉があり・・・
ピンク 「信頼」
黄色: 「優しさ」「甘美」
とされています。
その他、西洋(英語)では・・・
というものがあります。
どれをとってもネガティブな言葉はなく、神聖で人々を惹きつけるような意味を持っていますね。
睡蓮の特徴
睡蓮は世界中の温帯~熱帯地域に生息する スイレン科スイレン属の植物です。
世界各地に40種以上生息していますが、日本で自生しているのは「未草」と呼ばれる種類だけです。
切込みが1本入った葉っぱと、大ぶりで放射状に咲く水辺に浮かぶ花が特徴といえます。
開花は 5月~10月頃 で、主に白色の花が多いですが、ピンク、紫、オレンジ、青、黄色などの花色があります。
日本では、お寺や公園などの池で目にすることが多いです。
学名を「Nymphaea(ニンファエア)」と言いますが、これはギリシャ神話に出てくる水の精「ニンフ」に由来します。
ニンフは、ギリシャ神話の英雄であるヘラクレスに捨てられ、自らの命をナイル河に投じてしまいます。
その時に、睡蓮の花になったといわれているのです。
この話とは直接関係ありませんが、水辺に咲く睡蓮の中には、花を獲ろうとすると水中に引きずり込もうとする魔物が棲んでいるという伝説もヨーロッパでは根付いています。
そのため 「滅亡」という意味の花言葉もあるといわれているのです。
今もなお、ニンフの魂が宿っているのかもしれませんね。
開花時期には、日本各地の睡蓮の名所などを訪れてみるのもおすすめですが、決して近づき過ぎない方が良さそうです。
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