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グリーンピースの栄養と効果・効能・カロリー!妊婦との相性は?

グリーンピース 栄養

グリーンピースの栄養と効果・効能・カロリー!妊婦との相性は? | なるほど情報マガジン「豆類は体によい」とよくいわれますが、おすすめの豆は 「グリンピース」です。

いわゆるエンドウ豆の一種で、豆が完全に熟す前の実ですが、これがとても栄養価が高いのです。

 

嫌いという子どもも多いのですが、効果・効能を考えると何とか工夫して食べさせてあげたいところです。

また、 妊婦さんとの相性もよく、母子ともに健康維持に繋がりそうです。

 

そこで、今回はグリーンピースの主な栄養成分や効果・効能・カロリーについてご紹介します。

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グリーンピースの主な栄養成分とカロリーは?

学校給食などにも グリーンピースご飯が登場するように、非常に栄養成分に富んでいます。

主な成分としては・・・

・タンパク質
・ビタミンA(α・βカロテン)
・ビタミンB群(B1、B2、B6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)
・ビタミンC、E、K、
・ミネラル(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、モリブデン)
・食物繊維

など、とても豊富です。

 

気になる100gあたりのカロリーは・・・

・生 :93kcal
・ゆで:110kcal
・冷凍:98kcal

となっています。

 

グリーンピース1粒で、平均約0.5kcalという計算になります。

 

 

グリーンピースの効果・効能は?

特に豊富に含まれる ビタミンB1、B2、B6、C、カリウム、食物繊維に焦点を当てて、効果・効能を見ていきましょう。

 

まず、ビタミンB1ですが、これは豆類の中ではトップクラスです。

ビタミンB1は、糖からエネルギーを得るために不可欠なビタミンです。

 

B1が不足すると、 神経や脳への影響(食欲不振、肩こり、めまい、動悸、下肢のしびれ、イライラ)や、疲れやすくなるなどの症状が現れます。

 

ビタミンB2は、体内での動脈硬化や老化の原因元を抑える効果があり、 高血圧・脳卒中などに効能を示します。

 

ビタミンB6は、タンパク質を体内で吸収しやすいアミノ酸に生成するのに欠かせない存在で、 肌・髪の毛・歯の健康を保つのと共に成長促進、 神経系の正常化に効能があります。

 

ビタミンCは美肌・美容効果はもちろん、免疫力強化にも活躍しますので、 風邪などの感染症予防に効果的です。

100gあたり19mgと比較的多く含まれています。

 

カリウムは、体内で不必要なナトリウムを排出するのを助け、高血圧症の予防・改善に効果があります。

利尿作用もあるため、 むくみに効能を持っています。

 

グリーンピースは、食物繊維の含有量が総量7.7gと多く、野菜の中でもトップクラスです。

食物繊維は大別すると、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられますが、グリーンピースに含まれている食物繊維は 不溶性食物繊維に当たります。

 

不溶性食物繊維は大腸で水分を吸収して便のかさ増しを助け、腸壁を刺激して蠕動運動を促すので、便秘の予防改善につながります。

 

また、便が腸内の有害物質を外へ追い出す働きが水溶性食物繊維より強いので、大腸がんの予防に有効です。

 

グリーンピースの栄養・妊婦さんとの相性は?

グリーンピースは多くの栄養成分が含まれていますので、 妊婦さんにとって自分の体はもちろん、胎児の成長・健康のためにも、とてもよい食品といえるでしょう。

 

特に、妊婦さんが注目してほしい栄養成分は、ビタミンB1、B2、K、カリウム、食物繊維、マグネシウム、モリブデンでしょう。

 

まず、ビタミンB1は、妊娠という女性特有の体の変化からくる、食欲不振やイライラ、疲れやすくなるなどの変調の改善が期待出来ます。

 

そして、どうしても便秘になりがちになりますので、消化器系や便通の正常化に、また、体重の増加のコントロールにもグリーンピースの 食物繊維は活躍すると思います。

 

また、妊娠中に怖いのが、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)です。

ビタミンB2、Kやカリウムは、それを予防するのに役に立ちます。

 

その他、マグネシウムはカルシウムを吸収する際に必要なため、胎児の丈夫な骨作り等に、モリブデンは貧血の予防に効果的です。

 

グリーンピースは、生でも、ゆでても、ペーストにしても冷凍保存ができますので、これはとても便利ですね。

ぜひ妊娠中にも利用していただきたい食材の1つです。

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