アマリリスの花名の由来と花言葉!英語では?ヒガンバナ科の花!
アマリリスをご存じですか?
ユリに似た大きくてゴージャスな花、八重咲きの品種も多く、現在では数百種の園芸品種があり、いまだに増え続けている人気の花です。
プレゼントにも喜ばれそうな花ですが、どんな 花言葉を持っているのでしょうか?
イメージ通りの美しい意味を持っていれば、贈り物にもピッタリですね。
そこで、今回はアマリリスの花名の由来や花言葉についてご紹介します。
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アマリリスの花名の由来は?
アマリリスという花名は、古代ギリシャ・ローマの詩に登場する 羊飼いの少女の名前に由来します。
アマリリスはある日、羊飼いの少年アルテオに恋をしました。
しかし、アルテオは花がとても大好きで、花にしか興味がありません。
そのため、アマリリスには関心を抱きませんでした。
しかし、彼は、彼に花を届けてくれる 別の少女に好意を抱きました。
これに絶望したアマリリスは神に祈りを捧げました。
すると、お告げと共に1本の矢を受け取りました。
そして、その矢でお告げの通りに自分自身を傷つけました。
すると傷から流れた血からとても美しい花が咲きました。
それを知ったアルテオは、人が変わったようにアマリリスにひざをついて愛を告げました。
そして、このちょっと切なくもあり、またロマンチックなお話に登場した少女の名が、現在の花名として残っています。
アマリリスの花言葉は?英語では?
アマリリスの 花言葉は・・・
「誇り」「強い虚栄心」「内気」
といったものです。
一途な少女の思いに応えて咲いた花だからこそ、「素晴らしく美しい」という意味が生まれたのでしょう。
性格的におしゃべりな少女だったようで、それも反映されています。
そして、アマリリスが自分の体を賭して、アルテオの愛を獲得した花だからこそ 「誇り」という意味を持たせたともいわれています。
西洋(英語)での花言葉は・・・
「splendid beauty(輝くばかりの美しさ)」
とされています。
どちらも高尚なイメージの花言葉ですね。
アマリリスの特徴
アマリリスは、 ヒガンバナ科の球根植物です。
原産地は南アフリカで、草丈は40~60センチと大きいです。
花の時期は、5~6月です。
初夏の花として人気があり(最盛期は6月)、花色は赤、白、ピンク、紫、黄、緑など様々です。
実は、この花は正確にはアマリリス属では無く、 ヒッペアストルム属の園芸改良種なのです。
かつては「アマリリス属」に分類されていましたが、現在では分類し直されているようです。
現在販売されている球根には八重咲きのものが多く、また、通常の花は横向きですが、上を向いて咲く「受け咲き種」や香りの強い品種も作られています。
歴史的には初の園芸種が作られています。、18世紀初頭に南米から生体がもたらされた後、1799年にイギリス人により最
日本には 江戸時代末期に、3種類が入ってきたのが始まりのようです。
ほかのヒガンバナ科の植物と同じく、球根などに「リコリン」という毒を持っています。
もし見かける機会があれば、花言葉を思い出して下さいね。
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