らっきょうの効能!血液サラサラ・ダイエット効果も!妊婦さんには?
らっきょう。
カレーの付け合わせなどで食卓に並ぶ苦手な人もいますが、好きな人は「いくらでも食べられちゃう」という人も…。
そんならっきょうですが、本当に様々な健康維持効果があるといわれていますが、ご存じでしょうか?
食べ過ぎには注意が必要ですが、適度に食べることで様々なトラブルにも効能を持つ食材の1つです。
そこで、今回はらっきょうの効能や1日の目安摂取量などについてご紹介します。
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らっきょうの効能・血液サラサラ効果や高血圧、心臓病対策に!
らっきょうといえば、最も有名なのが 血液サラサラ効果ですね。
これは独特なニオイの元でもある「硫化アリル」による効能です。
玉ねぎやニンニクなどにも含まれる成分なので、料理にも使いやすく、上手に摂取することで生活習慣病などの予防にも役立ちます。
硫化アリルは、 ビタミンB1の吸収を高める働きがありますが、驚くべきは通常の7倍吸収力をアップさせるといわれています。
この力により血行が良くなり、循環器の機能も向上します。
したがって、らっきょうを食べると血液が浄化されてサラサラになり、高血圧対策や心臓病などの予防にも繋がります。
加えて、血管内に血栓ができることも抑制してくれますので、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞などにも効能があります。
らっきょうの効能・便秘解消やダイエット効果も!
もう1つ注目されるのが、 ダイエット効果です。
実は、らっきょうには効能がたくさんありますが、それほど栄養価が高いという訳ではありません。
ビタミン、ミネラルなどの含有量は決して多くないのです。
では、なぜ健康維持に優れているかというと、食物繊維が非常に豊富で、便秘解消などの元となる腸内環境での働きに特化しているといえるからです。
らっきょうに含まれる食物繊維は 「フルクタン」といいますが、糖や脂質の吸収を抑える働きがあることで、血糖値やコレステロール値などの上昇を抑制します。
ですから、単にダイエットに効果があるだけでなく、体の内側から綺麗にする力を持ち、便秘や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などにも効能を発揮します。
さらに、硫化アリルの中の 「アリシン」と、らっきょうの根や茎に含まれている 「サポニン」にも脂肪の吸収を抑える働きがあるため、ダイエット向きの食材なのです。
また血行が良くなることで代謝もアップしますので、痩せやすい体質に導いてくれます。
代謝がよくなることや腸内環境が良くなることで、肌の調子も優れてきますので、美容にも良い効果をもたらす存在です。
らっきょうの効能・妊婦さんとの相性は?1日の目安摂取量は?
食物繊維が豊富で便秘解消になるため、 妊婦さんにもおすすめです。
ですが、食べ過ぎには注意が必要です。
1日の目安摂取量は大きいものなら3粒、小さいものなら5粒といわれています。
意外と少ないですよね。
「体に良いものならもっとたくさん食べてもよいのでは?」と思われるかもしれませんが、食物繊維の働きが強過ぎるのもよくありません。
とくに妊婦さんは気を付けてください。
過剰摂取すると 胃もたれを起こしたり、 下痢を起こしたりしてしまうことがありますので、適量を摂取するよう注意して下さいね。
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