沖縄の正月料理!雑煮やおせち料理はあるの?お餅は食べる?

お雑煮や おせち料理、 お餅を食べるのが基本ですよね!
お正月といえば、地方によって多少の違いがありますが、日本全国大体同じなのではないかと思います。
しかし、1972年5月15日、日本に復帰した沖縄の場合はどんな食べ物をいただいているのでしょうか。
もともと大正時代まで450年間も 「琉球王国」でしたので、食の文化もかなり違いがありますよね。
そこで今回は、沖縄の正月料理についてご紹介します!
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沖縄の正月料理・お雑煮は食べるの?
沖縄でも お雑煮を食べる家庭もありますが、もともとは食べる文化はなかったようです。
ただ、少しずつ日本らしさが取り入れられて、食べられるようにはなってきています。
具材はお餅、かまぼこ、しいたけ、にんじんなど、定番のものが入っています。
また、お雑煮よりも歴史の古い 「中身汁」「イナムルチ」という汁物もあります。
中身汁というのは、豚肉の内臓、モツの入った汁物のことです。
沖縄の人は余すことなく豚肉を食べるといいますからね。
かつおだしも入っているので内臓臭さはそれほどなく、モツの食感を楽しむ汁物です。
お正月だけでなく、祝い事の時には中身汁を食べる習慣があります。
イナムルチは、イナムドゥチとも呼ばれ、「猪もどき」という意味だそうです。
具だくさんの味噌汁で、正月料理というより お祝い料理の1つです。
短冊切りにした豚肉、こんにゃく、かまぼこ、油揚げ、しいたけなどを白味噌仕立てにしたものです。
どちらもお餅は入っていませんが、最近ではこの2つにお餅を入れて食べる人もいるようです。
沖縄の正月料理・おせち料理はあるの?
沖縄では、正月に関わらず、お祝い事の時は 重箱に入ったお祝い料理を食べます。
この中身は7~9品で中身も決まっているため、年中食べていると飽きてしまうという人も多いようです。
本州などと同じようなおせち料理も購入することはできますが、他の都道府県と比べると数は少ないようです。
そこで良く食べられているのが オードブルです。
揚げ物などが詰まったオードブルを重箱料理の代わりに、スーパーやお弁当屋さんなどで注文する家庭が多いようです。
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沖縄の正月料理・お餅は食べないの?
「お餅=寒い時期に食べる」というイメージが強いため、沖縄でお餅というのがあまり結びつかない人もいるかもしれませんね。
でも、沖縄にもお餅はあるんですよ!
沖縄のお餅は、もち米を石臼で挽いて作った餅粉をこねて蒸したものです。
どちらかというと団子に近いものです。
正月料理としては、 「ナントゥー」が有名です。
「年頭」と書き、お正月に食べるものです。
ナントゥーは餅に黒砂糖と赤味噌、ピパーチを混ぜて作ったものに、飾りでピーナッツと白ごまをトッピングしたものです。
もともとはお客様のおもてなしに作られていたものとされています。
他にも、「うちゃぬく」という大中小3つのお餅を重ねたものを3つお供えしたり、白い餅を赤い餅で包んだ「紅白巻き餅」というものを食べたりします。
意外にも沖縄には餅料理が多いのです。
また、年中行事で使われるので、1年中食べる機会も多いです。
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