春菊の栄養成分と効果・効能・カロリー!妊婦さんとの相性は?
春菊は、冬を代表する野菜のひとつですね。
すき焼きや鍋料理などに欠かせないただ、大好きな人がいる反面、独特の苦みや風味が苦手という人も多いようです。
春菊には冬には嬉しい β‐カロテンなどの栄養素がたっぷり含まれていますので、健康維持のためにもたくさんいただきたいですね。
また、葉酸が豊富に含まれていますので、妊婦さんや胎児の成長にも優れています。
そこで、今回は春菊の栄養成分や効果・効能・カロリーについて詳しくご紹介します。
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春菊の栄養成分とカロリー!
春菊に含まれる栄養素として特筆すべきは、 β‐カロテンです。
その含有量は野菜の中でもトップクラスで、100g中に4500μgと小松菜やほうれん草と同等です。
春菊の独特の香りが苦手という人もいますが、あの香りのもとは 「ペリルアルデヒト」という栄養成分です。
自律神経に働きかける効果があり、東洋医学でもその効能が注目されています。
ほかにも、葉酸、ビタミンE、ビタミンK、カルシウムなど、女性や妊婦さんがとりたい栄養も豊富に含まれています。
気になる春菊のカロリーは、100gあたり22Kcalですので、他の野菜同様とてもヘルシーです。
鍋料理などに入れるとかさも減ってたくさん食べられるので、ダイエット中の方にもおすすめです。
春菊の効果・効能
春菊にはたくさんの栄養素が含まれていますが、やはり冬にはβ‐カロテンによる 免疫力アップが嬉しいところです。
β‐カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜の保護作用が働きます。
すると、風邪などのウイルスに対抗する免疫力の向上や、髪の健康維持、視力向上などの効能をもたらしてくれます。
近頃は、β‐カロテンによる 抗酸化作用により、動脈硬化予防やガン予防いう働きも注目されてきており、美容の面でもシミの改善などアンチエイジングにも優れているようです。
春菊は東洋医学でも脚光を浴びる存在で、「清血養心(せいけつようしん)」といって、血を綺麗にする作用を持っているといわれています。
やはり、血液や血管を綺麗にして、血管年齢の若返りが期待できるようです。
また、理気作用があるとされ、ストレスの影響や季節の変わり目に乱れる自律神経を整えてくれます。
他にも、高血圧の予防や改善、コレステロール値の低下、消化機能の促進、胃もたれ改善、整腸作用、美肌対策など、豊富な効果・効能を持っています。
春菊の栄養・妊婦さんとの相性は?
春菊には 葉酸が豊富に含まれていますが、こちらの含有量もほうれん草や小松菜と同等レベルです。
妊婦さんは胎児の成長のため、妊娠していない時よりも多くの葉酸が必要とされていますので、ぜひ摂取してほしいです。
他にも、骨粗鬆症の予防に欠かせない カルシウムと ビタミンKも豊富に含まれています。
妊娠出産を経験した女性は、そうでない人と比べると骨粗鬆症になるリスクが高いとされています。
妊娠中から出産後もビタミンKを意識的に摂取していくことで、カルシウムの吸収率を上げ、骨粗鬆症の予防に繋がります。
また、抗酸化作用のあるビタミンEや、むくみ予防に効果の高いカリウムといった栄養素も含まれている点も妊婦さんには嬉しいところです。
ただし、春菊に含まれる栄養素は 水溶性のものも多いので、苦手でなければサラダなど生で食べることが推奨されます。
どうしても苦みや香りが苦手という人は、バナナと一緒にスムージーにしたりすると、飲みやすくなりますね。
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