余寒見舞いの時期はいつからいつまで?喪中だった際の例文!

「余寒見舞い」というものがあります。
寒中見舞いの時期を過ぎてからの挨拶にはあまり聞き慣れない方も多いかもしれませんね。
もちろん二十四節気の移行により季節が変わったことを意味しますので、挨拶の文言も変わってきます。
では、余寒見舞いのマナーとして、いつからいつまでに送るのが相応しいのでしょうか。
また、自分が喪中でなかなか新年の挨拶ができなかった場合、どういった挨拶文が良いのでしょうか…。
そこで、今回は余寒見舞いの時期やはがきの購入、書き方の例文などをご紹介します。
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余寒見舞いの時期はいつからいつまで?
余寒見舞いは、寒中見舞いの時期が過ぎてから使用できる季節の挨拶です。
寒中というのは、二十四節気の「小寒」から「大寒」までの期間を指します。
したがって、寒中見舞いの場合、松の内を過ぎてから立春の前日までの時期になりますので、1月8日(地域による)~2月3日頃までですね。
そして、立春(2月4日)を迎えてからは、暦上は春になるので 「春を迎えてもまだ寒さが残りますね」という意味合いで「余寒見舞い」という挨拶に変わります。
余寒というのは、二十四節気でいつまでという厳密な決まりがありませんので、立春から~2月末くらいまで使用します。
もちろん地域によってはまだ雪が降り積もっているところもありますので、3月に入ってから使用しても問題はありません。
余寒見舞いのはがき・どこで買える?
余寒見舞いのはがきは、寒中見舞いと比べてもマイナーで、あまり一般には売られていないようです。
枚数が多く必要なときには、カメラ屋さんなどで 印刷注文ができます。
郵便局などで小さな挿絵が付いているものに手書きで文章を添えることが一般的なようですね。
もちろん、通常の官製はがきを使用してもOKでしょう。
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自分が喪中だった時の余寒見舞いの例文
近頃は、寒中見舞いや余寒見舞いは、喪中だった時の 年賀状欠礼のお詫びとして送ることが多くなっています。
もちろん年賀状は出せませんが、相手が喪中であっても、自分が喪中であってもこれらを送ることは可能です。
自分が喪中である場合で、寒中見舞いを出しそびれてしまった時の余寒見舞いの例文をご紹介しましょう。
冒頭は、季節の挨拶から始め、相手の健康を気遣う言葉や自分の近況などを添えましょう。
また、寒中見舞いのタイミングで挨拶状が送れなかったことをお詫びする一言も添えると、印象もよくなるでしょう。
【例文】
余寒お見舞い申し上げます
立春とは名ばかりで、寒い日が続いていますがお変わりありませんでしょうか?
喪中につき、新年の挨拶を控えさせていただきましたが、その後のご挨拶が遅くなり、大変失礼いたしました。
本年もご厚誼の程よろしくお願いいたします。
まだまだ寒い日が続いておりますので、ご自愛専一にてお過ごし下さい。
なお、余寒見舞いの場合には、特に日付を入れなくてはいけないという決まりはありません。
年賀状や寒中見舞いをいただいて、お礼を出していないことがあれば、ぜひ余寒見舞いでお返事を出してみましょう。
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