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唐津くんち2016の日程・時間・混雑・駐車場・交通規制!

唐津くんち 2016

唐津くんち2016の日程・時間・混雑・駐車場・交通規制! | なるほど情報マガジン九州は佐賀県の秋の風物詩とされる 「唐津くんち」

唐津市にある唐津神社の秋季例大祭のことで、九州北部地方では秋に行われる祭を「くんち」といいます。

 

曳山がかつての唐津城の城下町を練り歩くお祭で、2016年の開催を楽しみにしている方も多いことでしょう。

見どころも多いイベントということで、ぜひお出掛けしてみてはいかがでしょうか。

 

そこで、今回は2016年の唐津くんちの日程や時間、見どころ、混雑状況などの予想も含め、ご紹介します。

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コンテンツ

唐津くんち2016の日程と時間、場所は?

2016年の唐津くんちの 日程は・・・

・11月2日(水)
・11月3日(木)
・11月4日(金)

の3日間となっています。

 

この日程は毎年変わりませんし、「文化の日」を中日として行われていますので、予定が立てやすいですが、特に11月3日は大変な混雑が予想されます。

 

尚、会場は 「唐津神社」の周辺で、曳山はその一帯を練り歩きます。

 

各日のスケジュールは以下のとおりです。

・11月2日: 宵曳山
19:30に一番曳山の「赤獅子」が市の中心部の大手口を出発し、市内を練り歩きながら唐津神社に向かいます。

順次、他の曳山も加わり、行列が長くなっていきます。

 

・11月3日: 御旅所神幸
9:30に曳山を前後に従えた神輿の巡行が始まります。

目指すのはお旅所になっている西の浜明神台です。

 

明神台では、12:00から「赤獅子」を皮切りに、それぞれの曳山の所定の位置への「曳き込み」が行われます。

15:00になると今度は「曳き出し」が行われ、引き出された曳山はそれぞれ自分の町へ帰って行きます。

 

・11月4日: 町廻り
各町へ帰っていた曳山が唐津神社に集合し、10:00から練り歩きが始まります。

12:30になると曳山は唐津駅の前に集合し、しばし休憩の後、曳山の展示場に向かいます。

すべての曳山が展示場に到着し、所定の場所に展示されると唐津くんちは終了です。

 

 

唐津くんちの歴史

神輿の御神幸が始まったのは1661年~1672年の寛文年間とされていますから、 350年くらい続いている歴史のあるお祭です。

戦争中には出征で男手が足りず、女性が曳山を曳いたこともあったそうです。

 

最初に曳山が登場したのは1819年(文政2年)です。

これは一番曳山(いちばんやま)の 「赤獅子(あかじし)」で、以後1876年(明治9年)までに15台の曳山が造られました。

 

その中の1台「黒獅子」は、1889年(明治22年)の巡行を最後に消失してしまい、現在では14台の曳山で祭は行われています。

 

元々の「くんち」は旧暦の9月29日の唐津神社の縁起に合わせて行われていました。

しかし、暦制の変更に伴い、1913年(大正2年)からは本祭が新暦10月29日、町廻りが翌30日に行われるようになりました。

 

1962年(昭和37年)からは、前夜祭の扱いであった10月28日に行われる行事も正式なものとされるようになっています。

 

その後、世の中の変化や観光的な要素も高まり、曳山の巡行がある11月2日からの3日間を「唐津くんち」と呼ぶことが一般的になっています。

 

今でも本祭のなかの 本殿祭は、従来通り10月29日に行われています。

 

 

唐津くんちの見どころは?

絢爛豪華な 曳山の1つ1つが、どれも見逃したくないものになります。

 

曳山の作製には「乾漆」という技法が使われており、14の町のそれぞれで1800年代に造られたもので、20数年ごとに塗り替えが行われます。

その曳山が14基終結した光景は、見ているだけでも圧倒されてしまいます。

 

1日目の宵曳山ではやはり一番に登場する 「赤獅子」を見逃すわけにはいきません。

とはいっても、出発地点の「大手口」付近は混雑が激しく、よく見える位置に陣取るのは相当困難です。

 

人ごみを出来る限り避け、少しでもゆとりを持って見物するには、出発してから30分ほど経過した頃通過する、大石町郵便局宮島醤油辺りにスペースを確保しておくとよいでしょう。

 

2日目は「唐津くんち」最大の見どころである御旅所神幸での 「曳き込み」を見物することを最大の目的としましょう。

 

「曳き込み」は、曳山を曳く曳き子たちが、掛け声も勇ましく2~5トンもある曳山を足場の悪い砂地に曳き込むことです。

 

曳山の車輪は砂地に深くめり込み、動かすのは至難の業ですが、その光景を14基分眺めることができます。

14基の曳山が御座所の神様を拝めるように、左右7台に分かれて整列するまで一瞬たりとも目が離せません。

 

「曳き込み」が終わると、今度は「曳き出し」が行われます。

「曳き込み」同様大変困難な作業です。

 

無事固い地面に戻った時の曳き子の安堵の表情と、固唾をのんで見守った群衆の安堵の一体感は、「唐津くんち」ファンにとってはたまらないものとなっています。

 

3日目はまた、曳山が市内を練り歩きます。

各町から出発しますので、お気に入りの曳山を追うもよし、唐津駅前や展示場で14基揃うのを見守るのもよし、 最後の盛り上がりを楽しみましょう。

 

 

混雑・駐車場・交通規制について

「唐津くんち」には、毎年市の内外から延べ 50万人以上の人が集まるといわれています。

 

市内は大変混雑し、うっかりすると身動きが取れない、人の頭越しにしか見えない、トイレに行くことも出来ない状態に追い込まれてしまいます。

あれもこれもと欲張らずに、観たい物を絞り込んで、早めに良いポジションを確保することをお勧めします。

 

当日に使える駐車場は例年・・・

1. 虹の松原駐車場(臨時)
2. ロイヤルホテル前河川敷(臨時)
3. ロイヤルホテル横(臨時)
4. 東城内駐車場(有料)
5. 旧高取邸駐車場(有料)
6. 南城内駐車場(有料)
7. 浄水センターグランド駐車場(臨時)
8. 材木町駐車場(有料)
9. ふるさと館アルピノ(有料)
10. 松浦河畔公園駐車場(臨時)

となっています。

 

有料の駐車場がありますから注意して下さい。

 

できる限り会場に近い所に停めたいと思いますが、満車になる時間が早いので確保するのが大変です。

また、巡行の関係で交通規制がひかれ、車の出し入れが出来る時間が制限されたりして必ずしもベストな選択ではありません。

 

お勧めは上記の3番と10番の無料の臨時駐車場です。

ここからは、無料の シャトルバスも運行されます(※ただし、10番は2日の運行はありません)

 

交通規制は曳山の巡行コースはもちろん、その周辺にも敷かれます。

車で会場周辺に近寄ることにこだわらず、さっさと空いている駐車場に止めて身軽になったほうがストレスなく「くんち」を楽しめそうです。

 

参考までに、唐津第一ホテルの前の通りの2015年の通行止めの時間帯をあげておきます。

・11月2日 19:30~22:00
・11月3日  9:30~16:30
・11月4日 10:00~16:30

 

2016年の詳細はまだ発表されていませんが、当日は出来る限り車は使わないほうが賢明なことは毎年変わりがありません。

どうしても車を使いたい場合は、駐車場、交通規制共に当日の最新の情報に従うようにして下さい。

 

これだけ数多くの見事な曳山が14基も勢ぞろいする機会はほとんどありませんので、一見の価値ありのお祭りですよ!

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