クリスマスリースの由来!キリストとの関係と飾る期間は?
クリスマスリースを飾る人も多いですよね。
クリスマスの時期になると、家の玄関先に寒い季節ですが、帰宅した時にこういった飾りを見るとホッとした気持ちになりますね。
しかし、このリースは単なる飾りではなく、その発祥にも古い歴史があります。
また、 イエス・キリストとはどのような関係があるのでしょうか?
そこで、今回はクリスマスリースの由来や飾る時期などもご紹介します。
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クリスマスリースの由来!古代ローマから?
華やかな装飾品のひとつ、クリスマスリースには実は 古い歴史がありました。
発祥の由来には諸説あるのですが、有力視されている説として「古代ローマから」ともいわれています。
そもそもリースというのは、葉や花を輪っかにして作られたもので、「冠」という意味を持っています。
古代ローマ人は、祭事の時にはリースを冠として身に着けていました。
男性は本物の冠を、女性はリースを付けることが多く、結婚式やお葬式などでよく使われていました。
クリスマスの装飾として世界的に使用されるようになった経緯は、はっきりとわかっていませんが、 [魔除け」「永遠の命」という意味を込めて飾られれるようになったといわれています。
クリスマスリースの由来!イエス・キリストとの関係は?
リースというのは円形をかたどられていますが、これは 「始まりも終わりもない=永遠」に由来しています。
クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う祭事ですね。
このことから、イエス・キリストの永遠の命を指すものとして飾られるようになったとされています。
また、クリスマスリースに使われる飾りにも、イエス・キリストに関するものがたくさんあります。
柊の葉にあるトゲは、キリストが十字架にかけられた時の いばらの冠を表しています。
柊の実の赤はキリストが流した血を、ブドウの実はキリストそのものを指して飾られています。
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クリスマスリースを飾る期間はいつからいつまで?
日本では、11月に入るとクリスマス飾りを街中で見かけることが増えてきます。
実は、 飾るタイミングというのは、クリスチャンの中ではきちんと決まっているそうです。
クリスマス(12月25日)の4週前の日曜日から、新年1月6日まで飾られます。
この4週前の日曜からクリスマスの日までを「アドベント」期間といって、クリスマスの準備をしながら過ごす期間とされています。
日本では、クリスマスが終わるとすぐにお正月飾りに切り替わりますが、キリスト教では1月6日が 十二夜と呼ばれる日で、キリストが誕生したことを祝う日になっています。
したがって、クリスマスリースを飾る時期は、キリスト教圏では圧倒的に長くなっています。
いつもツリーしか飾らない人も、これを機に飾ってみてはいかがでしょうか。
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