柿の葉茶の効果効能!ガン予防や高血圧にも!副作用は?
お茶があります。
日本には様々な種類の実際にお茶の葉を使うものもあれば、植物の葉を乾燥させたものをお茶の葉に見立てて煮出して使うものもあります。
普段飲んでいる人が多い緑茶や紅茶、ウーロン茶などにも様々な効能がありますが、柿の葉茶も健康維持効果に優れています。
むくみやダイエットの他、高血圧やガン予防などにも繋がるとして注目されています。
そこで、柿の葉茶の成分や効能効果についてご説明します。
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柿の葉茶に含まれる主な成分とは?
柿の葉茶とは、文字通り柿の葉っぱが原料になっているお茶です。
柿の実自体も栄養価の高い果実ですが、その葉っぱにも栄養価が詰まっています。
注目の成分は「カキタンニン」と呼ばれる「可溶性タンニン」で、渋柿の強力な渋味のもととなるもので、別名「柿渋ポリフェノール」などと呼ばれることもあります。
さらに、 プロビタミンCも豊富に含まれており、これはビタミンCになる前の状態のものです。
ビタミンCは普通、熱に弱く、加熱すると壊れてしまいます。
しかし、プロビタミンCなら熱を加えても壊れないため、温かいお茶で摂取することが可能となっています。
さらに、ルチンやカリウムの含有量も豊富ですが、柿の葉茶の実力はどれ程のものかを次に見ていきましょう。
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柿の葉茶の効果効能!ガン予防や高血圧にも!
柿の葉茶の中でも最も注目の成分は タンニンです。
ポリフェノールの一種ということもあり抗酸化作用に優れ、体の内外にアンチエイジング効果をもたらす存在です。
毛細血管の浸透性を高める働きと血栓ができるのを予防する働きがあるため、高血圧に効能を示します。
もちろん動脈硬化やガン予防などにも強力な作用をもたらしますが、肌のシミ予防など美容の面からもおすすめです。
さらには、強い 解毒作用を持っているため、頻繁に二日酔いを起こすという人には持って来いのお茶となります。
じつは、ルチンもポリフェノールの一種であり、世界中で血管保護の薬剤に使用されていますので、生活習慣病を予防したい方には強い味方となってくれるでしょう。
また、柿の葉茶の大きな魅力の1つが カリウムの含有量です。
高血圧の原因であるナトリウム(塩分)を体外に排出したり、利尿作用によるむくみの予防にも最適です。
悪玉コレステロール値を下げる作用もあり、血液サラサラ効果や動脈硬化の改善に繋がるのは言うまでもありません。
タンニンの血行促進効果で代謝をアップして脂肪燃焼を促し、ダイエットの敵であるむくみを解消してくれるので、柿の葉茶はダイエット向きともいえます。
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柿の葉茶の副作用は?
様々な効能を持つ柿の葉茶ですが、飲み過ぎると 副作用のようなトラブルが出て来る可能もあります。
まずは貧血です。
タンニンは鉄と結びついて「タンニン鉄」という物質に変化しますが、これが水に溶けにくく
なるため、鉄が腸から吸収されるのを阻害することがあります。
しかし、柿の葉茶に含まれるビタミンCには、非ヘム鉄が吸収されやすい形に変化するのを助けてくれる働きがあるため、少し多めに飲んだからといって、必ず貧血を起こすとは限りません。
なるべく食後1時間は柿の葉茶を飲まないようにすると貧血を予防することができるといわれています。
もう1つ気を付けたいのは 便秘です。
柿の葉茶には基礎代謝を上げて血流をよくする効果があるため、飲み過ぎると便秘解消に逆効果を示すことがあります。
タンニンには便を固くする作用がありますので、ひどい便秘の方は避けたほうが良いかもしれません。
その他にも、抗菌作用で虫歯や風邪を予防するなど、タンニンには健康維持に優れた効能がたくさんありますので、ぜひお試して下さいね。
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