さつまいもの食べ過ぎ!おならの増加・便秘の悪化・糖尿病への悪影響
さつまいもが美味しい季節ですね。
秋は、
おやつを焼き芋にすれば「お菓子を食べるよりヘルシーかな?」と思いがちですが、最近は糖度が非常に高い品種も出てきて、食べ過ぎは禁物のようです。
ペロッと1本食べてしまうと、 カロリーも相当な数値になるものもあります。
いずれにしても、毎日食べてしまうようなことは避けたいものです。
そこで今回は、さつまいもの食べ過ぎによる体への影響についてご紹介します!
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さつまいもの食べ過ぎでおなら(ガス)が出るのはなぜ?
昔から、さつまいもを食べるとおなら(ガス)が出るといいますが、これはもちろん迷信ではなく 本当の話です。
食べていない時に比べて1.5倍ほどガスが出るとか…。
さつまいもは食物繊維が豊富な上に、含まれるでんぷんは消化されにくく、腸内細菌を多く発生させます。
でんぷんはご飯や他の芋類にも含まれますが、それよりも1個当たりが大きいので消化し辛い一面を持っています。
そして、その腸内細菌がさつまいもを分解する時に、ガスを発生させるのです。
食物繊維のおかげで、体の中の毒素も外に出してくれるので決して悪いことではないのですが、あんまりおならが出過ぎても困りますよね。
そういう意味でも食べ過ぎはだけは控えたいところです。
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さつまいもの食べ過ぎで便秘が悪化するって本当?
食物繊維が豊富なので便秘解消にも役立ちますが、取り方を間違えると却って 悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。
食物繊維には不溶性のものと水溶性のものがあり、2:1の割合で摂るのがよいといわれています。
不溶性の食物繊維が含まれているのはいわゆる「繊維質のもの」で、ゴボウなどの豆類、野菜に多く含まれます。
さつまいもに多いのも不溶性です。
不溶性の食物繊維ばかりを摂り過ぎると、便の中の水分を吸収してしまってコロコロとした固い便になってしまいます。
ですから、食べ過ぎは便秘の悪化に繋がる可能性があり、禁物なのです。
つまり便秘解消を図るには、 水溶性食物繊維を多く含む食品も意識して摂るようにすると腸内環境が良くなり、お通じが良くなるというわけです。
水溶性食物繊維は海藻や果物、今話題のもち麦などに多く含まれていますよ。
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さつまいもの食べ過ぎによる糖尿病への悪影響は?
糖質が多いので糖尿病患者には不向きと思われるかもしれませんが、食物繊維も豊富なので品種によっては 血糖値の上昇を緩やかにするともいわれています。
血糖値の上昇率を示すGI値は、さつまいもの場合は55で、低GI食品に分類されるのです。
とはいえ、糖尿病との関係は諸説あり、近頃は品種改良によって糖度が非常に高い種類が目立つようになっていますので、病状の進行具合によっても異なるといえるでしょう。
どちらにせよ、どんなに体に良い食材でも食べ過ぎは禁物です。
糖度が高い=糖質量が多いということですので気を付けてください。
安納芋、紅はるか、紅天使、シルクスイートなどは、極端に糖度が高いので避けたほうがよいかもしれませんね。
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