サンチュの栄養と効果・効能・カロリー!妊婦さんとの相性は?
サンチュというと、焼き肉で肉を巻く野菜として知られていますね。
脇役的なイメージですが、特に韓国系の焼き肉では欠かせない存在です。
「ただの葉っぱでしょ?」と思っている方も多いかもしれませんが、実はサンチュは同系の野菜のレタスと比べても、栄養価はかなり高いといわれています。
成長過程の若いものは甘味があって、強いクセがないのも嬉しいですね。
そこで、今回はサンチュの主な栄養成分と効果・効能・カロリーについてご紹介します。
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サンチュの主な栄養成分とカロリーは?
サンチュはレタスの仲間で、和名では 「茎苣(クキチシャ)」などと呼ばれ、別名として「包み菜」とも呼ばれています。
サンチュに含まれている主な栄養成分としては、β‐カロテン、ビタミンA、B群、C、鉄、カルシウム、カリウムなどがあります。
レタスと栄養成分の構成はよく似ているのですが、例えばβ‐カロテンはレタスに比べると4倍くらいの量が含まれており、栄養価が高いといってよいでしょう。
カロリーは100gあたりで 15Kcalと、レタスなどと同様に低カロリーでヘルシーな食材です。
というのも、可食部の95%くらいは水分で構成されています。
サンチュの効果・効能とは?
サンチュに豊富に含まれている β‐カロテンは、肥満や生活習慣病の予防に効果があり、 ガンにも効能を示すといわれています。
細胞の健康維持にも欠かせない栄養素で、免疫力をアップさせてくれるという効果があります。
さらに、焼き肉の時にサンチュを食べると、 お肉の脂質との相乗効果で、β‐カロテンを効率的に吸収でき、かつ、脂肪の吸収を抑えるというメリットがあります。
ビタミンAには皮膚や粘膜を強くする働きがあり、目や鼻の乾燥を防いで感染症を予防し、アレルギー対策にもなります。
サンチュをカットすると、白い液が出てくることがありますが、これは ラクッコピコリンという栄養成分です。
ラクッコピコリンにはリラックス効果や入眠効果があるので、不眠症の改善に役立つといわれています。
その他、鉄、カリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富なので、貧血やむくみ、骨粗鬆症などに効能を持っています。
サンチュの栄養・妊婦さんとの相性は?
サンチュには、カリウム、カルシウム、鉄も多く含まれているので、妊娠中に悩みを抱える 妊婦さんにも有効です。
カリウムは利尿作用によってむくみ防止になります。
カルシウムは胎児に優先的に回されるので、妊婦さん自身の 骨や爪を丈夫にするためにも特にしっかりと摂取したい栄養素です。
将来の骨粗鬆症の予防や、妊娠中のイライラ防止にも効果があります。
また、特に妊娠後期には貧血に悩む妊婦さんも多くなります。
鉄分をしっかりとり、出産に備えましょう。
サンチュにはビタミンCも含まれているので、鉄をより効果的に吸収できるというメリットもあります。
その他、体重のコントロールも大切になりますが、リフレッシュに焼き肉を食べに行ったりもしたいですよね。
そういう時は、サンチュでお肉を巻いてかさを増しながら食べると満足感が得られますし、様々な栄養素も効率的に吸収できるのでおすすめです。
サンチュについてご紹介しました。
日本のスーパーではあまり見かけないですが、サラダなどにしても美味しいので、ぜひ食卓に取り入れてみてください。
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