ものもらいで眼帯はすべき?悪化しない?隠したい時のみ使用で!
ものもらい。
目をこすったりしてバイ菌が入ってしまった時に起こる、特に、汚れた手で無意識に目をこすることの多い子どもによく見られる症状です。
まぶたが大きく腫れたり、充血しているのを隠したいと眼帯を付ける人もいますが、片目が見えないというのは危険も伴いますね。
それ以前に、眼帯をしていることによって 「悪化することはないのか?」という疑問も残ります。
そこで、今回はものもらいで眼帯をすべきか、悪影響などはないのか、というテーマでご紹介します。
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ものもらいの時、眼帯はした方がいい?
眼帯というのは、目やその周辺の手術をした後に傷口の感染を防ぐ時、または他人に移る病気の時以外は、医者から着用を指示されることはほとんどありません。
眼帯そのものには、 治療効果というのもありません。
ですので、ものもらいは人に移る病気ではないため、必ずしも付ける必要は医学的にはありません。
「ものもらい」という名前から、感染する病気のように勘違いされがちなのですが、これは目の腫れなどを「人からもらったものをつけているようだ」と表現されて付いた名です。
目が腫れたり、充血がひどかったりして隠したいこともあるでしょうが、基本的に眼帯を付ける必要はありません。
ものもらいの時はコンタクトの使用も控えるべき!
ものもらいの時、眼帯で悪化することも?
ものもらいは、バイ菌などが付着して 繁殖することによっておこる症状です。
眼帯を着用することで、目の周りに菌が繁殖しやすい環境ができてしまうので、かえって悪化する可能性もあります。
お子さんなどがものもらいになると、患部を触らせないように眼帯を付ける親御さんもいます。
ですが、特にお子さんの場合には、眼帯を付けることで片目が見えなくなり、 日常生活に支障を来すこともあります。
視野が狭いことで周囲との接触の危険や、片目で物を見て生活することは疲労にも繋がります。
また、長期間眼帯をしていると 視力の低下も懸念されますので、やはり不要であるといえます。
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学校や会社で隠す時のみ使用しても?
ものもらいになると、 コンタクトレンズや お化粧も控えるようにと眼科医から指示されることがあります。
症状によってはひどく腫れているケースもあり、特に女性の場合には外出などがためらわれますね。
前述の通り、ものもらいの時には眼帯は不要であり、場合によっては悪化させるケースもありますから、一時の辛抱と割り切って着用しない方が良いでしょう。
学校や会社などでどうしても患部を隠したいという時には、眼帯の中にあてる ガーゼをこまめに変えるなどして、雑菌が繁殖しない環境を作るようにしましょう。
そして、長時間の使用は避けるようにしましょう。
なるべくそのままにしておいた方が清潔が保たれ、早く治りますので、眼帯の使用はよく考えた上で行って下さい。
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