浅草寺羽子板市2016の日程・時間・歴史!羽子板の値段は?
東京浅草では、一年を通して様々なお祭が行われ、市が立ちます。
どれも大変な賑わいを見せるわけですが、その1つに年末の 羽子板市があります。
300年以上の歴史を誇り、伝統的な羽子板からキャラクターものまで販売されており、2016年の開催を楽しみにしている人も多いことでしょう。
まだ行ったことがないという方にも、ぜひおすすめしたいイベントです。
そこで、今回は2016年の浅草寺羽子板市の日程や時間、歴史、お値段などもご紹介します!
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浅草寺羽子板市2016の日程や時間、場所は?
2016年の浅草寺羽子板市の日程は・・・
・12月18日(日)
・12月19日(月)
の3日間となっています。
日程は毎年変わりませんが、2016年は土、日を挟んでいますので、大変な混雑が予想されます。
また、開始・終了時間、会場は下記の通りです。
場所:東京都台東区 浅草寺 台東区浅草2-3-1
浅草寺羽子板市の歴史と由来!
今は羽子板で羽根つきをして遊んでいる子どもをあまり見かけなくなりましたが、羽根つきは お正月の風景として、長い間人々に親しまれてきました。
羽子板の歴史は古く、室町時代にはすでに遊びとしての羽根つきがあったという説があります。
それ以前は、宮中や神社で 占いや 魔除けのような神事に使われていたそうです。
市の始まりは、今から約300年以上前の江戸時代初期、万治年間(1658~)頃ということです。
今は「羽子板市といえば浅草」ですが、始めの頃は東京の各地で市が立っていました。
江戸時代には、人気の歌舞伎役者が描かれるようになり、ファンの女性たちがこぞって買い集めていたようです。
昔から、浅草寺では毎月18日に 「観音様の御縁日」として市が立ち、中でも1年の最後の12月の18日に行われる市は「歳の市」といわれ、正月用品や縁起物が売られていました。
1年の最後の市ということで、大変な賑わいの中、あれこれ買い求めるのが年末の恒例行事となっていて、「混雑もまた楽しい」という雰囲気でした。
それが形を変え、羽子板を売る市として現在まで残っているのです。
羽子板の値段はどのくらい?
最近、若い女性の間で歌舞伎がブームになっており、 歌舞伎役者を図柄にした羽子板を手に入れようとする人達が市を訪れます。
もちろん、羽子板の絵柄は歌舞伎役者だけでなく、子どもが喜びそうな人気のキャラクターや有名な俳優、中には社会風刺を謳った物もあり、見て歩くだけでも楽しいです。
慣れている人には見慣れた風景ですが、大抵のお店の羽子板には値札が付いていません。
当然初心者は戸惑ってしまいますが、羽子板市の醍醐味には「値段の交渉」も含まれているのです。
とはいえ、何年も通い詰めているのでなければ値段の見当もつきませんし、思ったより高かった時のことを思うと、お店の人に声をかけるのもためらわれます。
そこで、一般的な目安を、 飾られ方で見分けてみましょう。
中段あたりの大きさや見た感じが普通のもの:10,000~20,000円ほど
目立つように飾られている大変豪華で飾りも立派なもの:数万~数十万円ほどです。
初めのうちはパッと見て気に入ったものに飛び付いてしまわず、いろいろなお店を見て回りましょう。
同じような絵柄でも店によって少しずつ違うのが分かると思います。
いくつか見て歩いて「これは!」と思う物が決まったら、値段の交渉です。
羽子板市の羽子板には定価はありません。
また、お店の人の言い値で購入する必要もありません。
値引きを持ちかけて構いませんので、お店の人との 駆け引きを楽しみましょう。
双方が納得する値段が決まり、お店の人が「お手を拝借~。パンパンパンッ!」とやってくれたら、交渉成立です。
ただし、羽子板は縁起物です。
「値引いてもらえてよかった。」とその金額を払って羽子板を抱えて帰って来るのではなく、値引いてもらった分は 「ご祝儀」としておいて来るのが「粋」というものです。
これは、浅草で行われている他の市でも同じことですので覚えておきましょう。
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