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ピーマンとパプリカの違い!植物学上分類・見た目の形や色・栄養は?

ピーマン パプリカ

ピーマンとパプリカの違い!植物学上分類・見た目の形や色・栄養は? | なるほど情報マガジン ピーマン パプリカは中華料理やイタリアンなどでよく使われています。

彩りが鮮やかで綺麗になるため、料理がワンランク上に見えたりしますよね。

 

両者は同じように扱われることも多いですが、ピーマンは苦手だけれどパプリカは苦くないから食べられるという人も多いですね。

形などは非常によく似ているものですが、植物学上の違い栄養学的に異なる点はあるでしょうか。

 

そこで、今回はピーマンとパプリカの違いについて詳しくご紹介します!

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ピーマンとパプリカの違い・植物学上の分類では?

どちらも ナス科トウガラシ属の植物で、植物学上の分類に明確な違いはありません。

ちなみに、唐辛子シシトウも同じ分類に入ります。

 

元々、ピーマンは唐辛子の辛味がなくなるように改良したものです。

日本では戦後に広まりました。

 

パプリカはさらに苦みがなくなるように改良したもので、1990年代頃に輸入されるようになりました。

 

英語では唐辛子が『hot pepper』なのに対し、ピーマンは『sweet pepper』といいます。

 

ピーマンは シシ型、ベル型、シシトウの3つに分類されます。

シシ型がピーマン、ベル型がパプリカです。

 

ただし、英語ではどちらも『sweet pepper』と呼ぶこともあります。

したがって、両者ともに同じ野菜の違う品種ということになります。

 

 

ピーマンとパプリカの違い・見た目の大きさや形は?味は?

一般的な 見た目の違いとしては・・・

【ピーマン】
・シシ型(細長い)
・果肉が薄い
・苦みがある
・小さめ

 

【パプリカ】
・ベル型(リンゴのような形)
・果肉が厚い
・苦みがなく甘い
・大きめ

などという特徴があります。

 

とはいえ、ピーマンの方が大きい場合もあります。

 

また、ピーマンは苦いイメージがありますが、これは完熟前の緑色のものを食べているからです。

熟すと黄色、赤になり、赤いものはパプリカのように甘いのです。

 

反対に、熟す前のパプリカは緑色です。

ですから、厳密にいうと見た目の違いは育っている時期によって色が異なる程度で、味や形もやや異なるくらいです。

 

見分けるポイントは形と果肉の厚さくらいなのです。
 
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ピーマンとパプリカの違い・栄養学的には?

含まれている 栄養素も基本的にはほぼ同じです。

ただし、その含有量はパプリカの方が圧倒的に多いです。

 

ビタミンA、Cは2倍、ビタミンEは5倍も含まれています。

しかも、ピーマンやパプリカに含まれるビタミンCは、「加熱に強い」という特徴があるので嬉しいですね。

 

栄養面や食べやすさで考えるとパプリカの方がよいかもしれませんが、若干お値段が高めのようです。

家庭菜園、特に プランターでも育てることができるので、お好きな方は育ててみるのもよいでしょう。

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