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おせち料理のレンコンの意味!酢レンコンや煮しめの具材に!

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おせち料理のレンコンの意味!酢レンコンや煮しめの具材に! | なるほど情報マガジンお正月といえば、 おせち料理を食べて過ごしますよね。

それぞれの具材や料理には、縁起物としての意味があることはご存じだと思います。

 

例えば、食感がよく見た目も華やかな レンコンも欠かせない食材です。

酢レンコンや煮しめの具材などにも利用されています。

 

今回は、そんなおせち料理におけるレンコンの意味を中心にご紹介します。

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おせち料理にレンコンが入る意味は?

レンコンの特徴といえば、 穴が開いているその見た目ですね。

穴の外側を縁取るようにカットすれば花形になり、おせち料理をパッと華やかにしてくれます。

 

大体、一節に9~10個くらいの穴がありますが、この穴が縁起物とされているポイントです。

穴が開いていることで反対側が見通せることから、「見通しのよい一年になるよう」という意味で利用されていることはご存じの方も多いと思います。

 

また、仏教において蓮(はす)は仏様のいる 極楽の池にある植物とされます。

そのため、けがれのない植物であるとしても重要視されています。

 

蓮の根であるレンコンを食べることは、仏教徒の多い日本ではとてもありがたいことといえますね。
 
レンコンの栄養成分と効果・効能・カロリー!
 

 

酢レンコンは変色を防ぐための偶然の産物?

おせち料理に入るレンコン料理としては、 酢レンコン(酢ばす) 煮しめ(筑前煮など)の具材として入ることが多いですね。

酢の物は、なますやたたきごぼう、酢だこなどが入りますが、お重の「二の重」に、焼き物と一緒に入れられます。

 

レンコンが酢の物として調理されるようになったのには、「変色しやすい素材」であるということが関係しています。

 

おせち料理は三が日をかけて食べるのですが、レンコンには変色しやすい元となる 「タンニン」が豊富に含まれるため、2日も経てば変色が始まります。

すると、せっかくのご馳走も彩りが悪くなってしまうので、変色を防ぐためにやむを得ず酢に漬けるようになりました。

 

それが酢レンコンの始まりとなりましたが、砂糖や塩、鷹の爪などで味を調えるうちに人気の一品となり、縁起の良さも手伝って欠かせない料理になりました。

 

近頃は、 食紅などを使ってピンク色に染めたものもあり、さらに見た目を華やかにしてくれますね。

 

熊本では辛子レンコンが主流!

熊本では、おせち料理といえば名物の 辛子レンコンが入ることが多いです。

穴の部分に黄色が入り、見た目にもかわいらしく、そして美味しそうになりますよ。

 

熊本では、辛子レンコンを家庭で手作りすることもあるそうです。

作り方は簡単なので、いつもとちょっと違うおせち料理にしたい時はぜひ作ってみましょう。

 

レンコンは薄く皮を剥いて、10~15センチくらいに節を切り、酢を入れたお湯でさっと湯がきます。

レンコンの穴に詰める具材は、 炒ったおからに、みりん、白味噌、辛子で味付けを調整したもので、穴を押し付けるようにして具を詰めておきます。

 

穴に具を詰めたら、薄力粉と卵を混ぜて作った衣をつけて油で揚げていきましょう。

レンコンの節の太さにもよりますが、低温でじっくり揚げていくとこんがりきつね色のきれいな辛子レンコンになります。

 

揚がったら5mm位に切り分けて、お重に盛り付けて完成です。
 
レンコンの保存!水やお酢を使って!冷凍の方法と期間は?
 

 

筑前煮の具としても食感が良い!

お正月料理の定番、 煮しめの具材としてもレンコンは欠かせませんね。

筑前煮には、タケノコや手綱こんにゃく、花形人参、シイタケなど、縁起物の食材が入ります。

 

レンコンも、 飾り切りにするといっそう華やかになります。

食感の上でもシャキシャキとして、美味しくなりますね。

 

もともとビタミンC食物繊維が豊富ですので、栄養面を考えてもおせち料理にぜひ入れてみて下さいね。

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